2006年 01月 17日
* わたしの陶人形制作
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陶人形の作り方:粘土の固まりから作っていく方法(手びねり法)
「1日目」
イメージの成形
空気をよく抜いた少しだけ硬目の粘土*1を作業板の上に置き、
手ロクロなどの回転台に据えます。
全体をイメージした形に近づけますが、細部はまだ後です。
いよいよ身体の線がイメージした形になったら、大まかに細部を作ります。
全体のバランスを意識しながら、細部をイメージした形になるまで作ります。
ここで一晩のお休み。
*1= 成形時に粘土に触る手の重みで形が沈み込むのを防ぐためです。
「2日目」
粘土の掻き出し
翌日、手に持って変形しない硬さ*2になったら中の粘土の掻き出しです。
3分割の場合、頭と胴をカットするのですが、出来るだけ形に影響の少ない場所を選んでから、細いステンワイヤーなどで置いた時に倒れないよう水平に切り離します。
掻き出しで特に注意したいのが重心と焼成温度です。
粘土の耐火度が低い場合、高温焼成ですと人形の自重で粘土が沈んできます。
それを避けるには中の粘土の掻き出しを、上は軽く、下は重くなるよう心懸けます。
その結果、重心が下がり安定性のいい人形になります。
そして、首の部分の空気穴と全体の空気穴をしっかり空けます。
*2= 粘土が柔らかい状態では、掻き出し中に頭部がポトッと落ちる場合があります。
パーツを繋ぐ
互いのパーツの断面に刻みを入れ堅めのドベ(泥奨)を塗ります。
そして、パーツ同士を接着したらヘラでしっかりと押さえます、
押さえが足りないと焼成後に繋ぎ目が開いたりします。
最終仕上げ
最後は全てのパーツを繋いだ後です。
工程途中で微妙に人形は動いています、最終の仕上げに取り掛かるのです。
回転台を回しながら人形のバランスとイメージ、そして細部を完成させます。
その後、ゆっくり乾燥させます。
(*時にロクロや型を用いたり、玉作り法で陶人形を作ったりもします。)
・・・・・・・
素焼きを経て・・・釉薬を掛けたり塗ったり・・登り窯への窯詰め・・・
そして1330℃位の高温まで窯焚き
・・・・・ 数日後に窯出し。
このような工程で、私は陶人形の1品制作に取り組んでいます。
「1日目」
イメージの成形
空気をよく抜いた少しだけ硬目の粘土*1を作業板の上に置き、
手ロクロなどの回転台に据えます。
全体をイメージした形に近づけますが、細部はまだ後です。
いよいよ身体の線がイメージした形になったら、大まかに細部を作ります。
全体のバランスを意識しながら、細部をイメージした形になるまで作ります。
ここで一晩のお休み。
*1= 成形時に粘土に触る手の重みで形が沈み込むのを防ぐためです。
「2日目」
粘土の掻き出し
翌日、手に持って変形しない硬さ*2になったら中の粘土の掻き出しです。
3分割の場合、頭と胴をカットするのですが、出来るだけ形に影響の少ない場所を選んでから、細いステンワイヤーなどで置いた時に倒れないよう水平に切り離します。
掻き出しで特に注意したいのが重心と焼成温度です。
粘土の耐火度が低い場合、高温焼成ですと人形の自重で粘土が沈んできます。
それを避けるには中の粘土の掻き出しを、上は軽く、下は重くなるよう心懸けます。
その結果、重心が下がり安定性のいい人形になります。
そして、首の部分の空気穴と全体の空気穴をしっかり空けます。
*2= 粘土が柔らかい状態では、掻き出し中に頭部がポトッと落ちる場合があります。
パーツを繋ぐ
互いのパーツの断面に刻みを入れ堅めのドベ(泥奨)を塗ります。
そして、パーツ同士を接着したらヘラでしっかりと押さえます、
押さえが足りないと焼成後に繋ぎ目が開いたりします。
最終仕上げ
最後は全てのパーツを繋いだ後です。
工程途中で微妙に人形は動いています、最終の仕上げに取り掛かるのです。
回転台を回しながら人形のバランスとイメージ、そして細部を完成させます。
その後、ゆっくり乾燥させます。
(*時にロクロや型を用いたり、玉作り法で陶人形を作ったりもします。)
・・・・・・・
素焼きを経て・・・釉薬を掛けたり塗ったり・・登り窯への窯詰め・・・
そして1330℃位の高温まで窯焚き
・・・・・ 数日後に窯出し。
このような工程で、私は陶人形の1品制作に取り組んでいます。
by doyogama
| 2006-01-17 03:01
| * 陶器人形制作風景